せき・まちづくりNPOぶうめらん代表 関のまちづくり論

カテゴリ:小規模多機能自治のまちづくり( 11 )




人に出番と役割を。その舞台の作り方が9割。(株)いろどり横石さんの講演会

昨日、念願だった(株)いろどりの横石さんを関市にお招きしての講演会が開催されました。


私は以前から横石ウォッチャーで、関連書籍は大体読んでいますので、

おっしゃることは大体わかっていたつもりですが、やはり生で直接聞くと伝わって来るものが違いますね。


今回の話のポイントを一言で言うと

「地域づくりにおいて一番大事なのは、ビジネスとして地域の人に役割と出番をつくること。

その舞台をいかにつくるか。そのためには「自分ごと」しなければいけない。

どうやったらその人が動くのか、その人のとの糸は何かを考える。」


まさに、この考え方こそが、小規模多機能自治組織、地域委員会に必要な考え方です。

こられなかった地域委員会の方々にも、ぜひこのエッセンスを伝えたく、

横石さんの話を聞きながらメモしたことを載せます。

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人からビジネスを作っていく

こうしたらあの人が輝く、活かせる。


舞台のつくりかたが9

好きなこと、自慢できること、あなただけだよ、認めてもらいたい

それが人を動かすコツ。


地域で仲間と共に好きなことをしてコミュニティをつくりながら稼ぐこと。


稼ぐ=身の丈に応じた生活基盤


稼ぐ手法

仕組みをつくる

情報をつたえる

需要を拡大する

価値を高める


「今が一番幸せ」

体を悪くしても働くことができる舞台があること。

これこそ介護。最後まで役割ある。

元気な人を作くれば、お金がもらえる福祉が必要


世の中の変化に自分たちのチャンスがどこにあるのか

今、年々暑くなっている

暑いときに売れる葉っぱをつくった。

わずかな面積で5万枚とれる。蓮葉。お米と単価が全然違う。


みんなが賛成するのもは成功しない


常にアンテナを張る

情報は必要なときに送らないと意味がない。

ただヒイラギだけを販売しようと思ってもだめだが、

節分に茶豆産地と組むことで、儲かる。こういう舞台。

考え方。舞台をつくるネタ。


田舎にはブーメラン効果が有効

世界で認められる日本でもうれる

世界のトップからの発信。これを戦略的にやっていく



松竹梅戦略

松:光がが役くもの/情報としての大きな価値がある

竹: 稼ぐもの/平凡もの稼げない

梅:広げるもの


すごい店には松がある。

上があるから、真ん中の売り上げがあがる。

三角の一番上にくるものは何か、それを考える



都市部の大企業に所属する若者が地方に自分の居場所と出番をみつけはじめた。


小さなビジネスの中に食っていく

人と人をつないでいくこと、組み立てかた


上勝には新たに20社会社ができた。

今日お昼で食べた関市武芸川のつるやはいいお店だった。

つるやのようなお店をたくさんつくることが大事。

ああゆう店は自慢し始める。味方がふえる


いどりのおばあちゃんは仕事で楽しい

今上勝には基金が40億円ある。みんなが元気に働くから。

だから地域貢献。

働くから。



どうやったら人が動くのか、その人のとの糸は何かを考える。


つながる糸は何?家族、仕事、名誉、お金、遊ぶ

地元の名士と言われる人との糸は奥さんだった。

名前を呼んだり、気にしている時に声をかけてかけたりする。

みんなという糸はない。


ひとりひとりに役割

これが小さい仕組みのつくりかた。

明確な役割をひとりひとりがある

あなたのできりること。必要とされてる自分がいる



自分ごとになるようにしくむ

みんなは自分にはつながらない

これができるのは さんだけ、あんたしかいない。


この講演会のテーマも「まちづくり講演会」ではなかなか人はこない。

例えば、「田んぼの売り上げが上がるヒント!」とか。

自分のことならくる

難しく考えなくていい。もっと人としてどんな糸があるかを考える

それを見抜けるかどうか。


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by takayukin_K | 2017-02-19 23:17 | 小規模多機能自治のまちづくり

小規模多機能自治組織は岐阜でも大きな潮流になっています。推進ネットワークの岐阜地域自主勉強会を関市で開催しました。

贅沢なことに川北秀人さんとどっぷり2日間過ごさせてもらいました。
昨日は、関市で、小規模多機能自治推進ネットワークの岐阜地域自主勉強会。
(国では地域運営組織と呼ばれているんですね)
今日は、中津川苗木地区での講演会。

関市での自主勉強会には、チラシも作らずFBや直接のお声かけ等だけにもかかわらず
定員の30名を超える方にご参加いただけました。
会場の然の膳さんもいっぱい。
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今回良かったのが、関市だけではなく、岐阜県内のいろいろな地域で小規模多機能自治を取り組んでいる、もしくは取り組もうとしている方々に参加いただけたことです。
関市、美濃加茂市、恵那市、揖斐川町、八百津町、可児市などなど。
推進ネットワークに岐阜は4つの自治体(関市、恵那市、瑞穂市、養老町)しか加盟していません。
東海ブロック会議をやると、これまで、活発な三重県での開催ばかり。
今回岐阜で自主開催してみて、多くの自治体で、すでに小規模多機能自治を取り組んでいることがわかりました。
これまで、関市の地域委員会の方々も、他市の同じような活動をしている方々と交流することはほとんどなかったので、今回、とってもいい機会にすることができたと思います。
最初の時間で各地域で取り組んでいること、困っていることを発表してもらいました。
そこで、驚いたのは、板取の地域委員会すげーやってる!ということ。知らなかった!
建設会社が減って除雪がままならないので、歩道の除雪は市から地域委員会が請け負っている
とか、板取の南部は雪がまだ少ないので、南部の除雪ボランティアを整備しているとか。
小水力発電の取り組みを始めているとか。
終了後の懇親会はみなさん食べるのも忘れて盛り上がりました。

そして、その夜川北さんには関市で泊まって頂いて、次の日は一緒の車で中津川市苗木地区まで。
何より役得なのはこの車でのお話し。
今回も今考えていることの相談をさせてもらいました。
今、自分の問題意識としては、
関市において、地域委員会を支援していく体制の仕組みをどう作っていくかということ。
関市の地域委員会は昨年度とりあえずほとんどの地域で立ち上げが終わり、さて、活動するぞという段階で
迷っている団体も多く、温度差が広がっています。
都度都度対応でやっていくのではなく、支援する体制とその仕組みが必要です。
現状考えていることを書いてみて、それにアドバイスいただけ、考えがまとまりました。
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苗木での勉強会はなんと苗木地域から150人近くが参加。
苗木地区では、今年度、行事、組織、活動の棚卸しワークショップのお手伝いをさせていただきました。
前段で苗木まちづくり協議会の杉山会長からそのことを含めたまち協の現状についてのお話しをしていただき、
それに答える形で川北さんからお話しいただきました。
かなりの熱気でした!

さてさて、今回、川北さんからは、小規模多機能自治のブロック会議を関でちゃんとやること、そして県も巻き込んでいくこと等の宿題をいただきました。
今、小規模多機能自治が国の方でかなりのスピードで動き出していることを聞き、
情報のアップデートをどんどんしていかねばいけないと実感しました。
ということで、来週の津市で開催される東海ブロック会議と3/1の東京で開催されるフォーラム&交流会にも参加しに行ってきます。
イップットを行動に変換していかねば。




by takayukin_K | 2017-02-06 00:10 | 小規模多機能自治のまちづくり

「小規模多機能自治組織」の地区を数字で知ることが大切〜中津川市の場合〜

大変ありがたいことに最近小規模多機能自治、コミュニティ組織についてお話させていただく機会が増えてきました。
今、この分野は、これまで続いてきたコミュニティ政策の流れから、雲南市はじめ小規模多機能自治としての取り組みがどんどん広がっています。小規模多機能推進ネットワークの加盟団体は213団体(自治体192、団体14、個人7)にもなっています。
私も情報をどんどんアップデートして、どんどん勉強していかねばなりません!!

5月2日には、中津川市の区長会連合会の総会にてお話させていただきました。
会場が「歌舞伎ホール」となっていて何やら予感はしていたのですが、
キャパ700のちゃんとした歌舞伎をやれるすごい会場‥。
回り舞台に赤提灯がつく会場で話をしたのは生まれて初めてでした。
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小規模多機能自治の提唱者であるIIHOEの川北秀人さんのお話を聞いていていつも納得するのは、
ちゃんとその地域の数字を分析されていること。
私も宙に浮いた理念的な話をするのではなく、ちゃんとしたその地域の数字と
現場で取り組んできた活動で地に足のつけた話をすることを心がけております。

今回は、中津川市の15の地区の人口コーホートと「地区ごとの18歳未満同居世帯率×高齢者率の分布図」を作りました。

市町村レベルの統計情報は比較的まとめたものがあります。
また、自治会レベルの情報も国勢調査にあります。
ただ、小規模多機能自治組織(まちづくり協議会)の区域ごとの統計情報は全くと言っていいほどありません。
実際に取り組む区域の情報こそ知るべき情報です。

それは、その区域がどの自治会がはいるのか、外部の人間(というか行政の自治会担当課でもないと)はまったく分からないからだと思います。だからこそ、行政の小規模多機能自治の担当課か、中間支援団体がその地区ごとの統計情報を整理して、市民に提供していく役割があるのだと思います。
この分布図に関しては川北さんのブログに作成方法が詳細に書かれており、これをみればどたたでも作ることができます!

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この人口コーホート図は、主に社会動態での人口の増減がわかる手法です。
例えば、5年前の5〜9歳の人数と現在の10歳から14歳の人数を比べます。なにもなければ、同じ人数のはず。
なぜ、増減したのかを考えることで、地域の状況を予測するものです。
たとえば、中津西地区だけ15歳〜19歳がプラスになっています。
この年齢では、高校の入学そして大学の入学時期。
中津西地区では周辺に中京学院大学があるそうなので、流入した大学生が多く住んでいる地域だと予想されます。
けれど、20歳から24歳、25歳から30歳の就職時期になると、他地域では流入しているのに、マイナスになっている。せっかくいる学生を地域に残せていないことが想定されます。
地域づくりするのにも、大学生の巻き込みが大事になってくると思います。

こんな感じで、この図プラス、住んでいる人の生活実感と合わせると色々とみえてくることがあります。
今、この地域で取り組むべき対象と課題を浮かび上がってきます。

またもう一つが、地区ごとの18歳未満同居世帯率×高齢者率の分布図
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これには、自分たちの地域がどこの地域と似ているのか。また次の5年に向けて
どこの取り組みを参考にすればいいのかが見えてきます。
割合的に子どもが多く、高齢者が少ない地域(左上)では子育て支援や子どもの健全育成に取り組む必要があります。
逆に子どもが少なく、高齢者が多い地域(右下)では、買い物支援、移動支援等が必要となるかもしれません。

今回、事前に加子母地域、付知地域をはじめ市内を案内していただけました。
特に加子母地域の木匠塾をはじめとした全国の学生を巻き込んだ取り組みは、かなりびっくりしました。
また日を改めてじっくり勉強させてもらいたいと思っています。

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by takayukin_K | 2016-05-09 14:05 | 小規模多機能自治のまちづくり

せまーい地域の魅力を地域の人に発信する情報誌『よなだより』が面白い!

全国でも岐阜県内でも、概ね小学校区で多様な組織が関わり合い多機能なまちづくりをする
「小規模多機能自治」が広がっています。
その中で、私も美濃加茂市下米田地区のまちづくり協議会の立ち上げをサポートさせて頂いています。

その下米田で、まちづくり活動準備会の皆さんが作った『よなだより』がとっても面白いんです。
下米田地区の魅力を発信する情報紙『よなだより』は、下米田の人たちが作り、下米田の人たちに情報を届けます。
発行は3000部。下米田の全戸に配布されます。
今年秋に創刊、第2号が3月に発行されました。
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表紙の題字は下米田連絡所長作で、写真はまちづくり活動準備会の大山治夫会長が撮影されたものです。
第1号は「よなだのグルメ全店紹介」。下米田にある26店の飲食店を下米田の人のつぶやき紹介と共に載せています。
そして第2号はよなだのお医者さん。
下米田にあるお医者さんにはいつもお世話になっているけど、人柄を知る機会があまりないとのことで、
個人的なお話や、個人的にやっている健康法などを聞いています。
たけのこ歯科の先生は趣味のギターを持って(笑)
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中でも良いページが、仮面ヨナダーを紹介するページ。
下米田では、下米田のまちづくりに参加してくれる方を「仮面ヨナダー」として、登録制度を作っています。
現在99名。仮面ヨナダーの皆さんが、それそれの特技や好きなことを紙に書いて持っています。
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小規模多機能自治においては、IIHOEの川北秀人さんが言うように「行事から事業へしていくこと」、「世帯1票から一人一票に」が大切な要素。
これまでまちづくりへの関わりが少なかった若者、女性、子どもが主体的に関わることが必要です。
まちづくり協議会の役割はその主体的に関わってもらう場をつくることです。
仮面ヨナダーの登録制度でたくさんの方に登録して人材発掘を行い
『よなだより』の制作を若者を中心とした人たちで作る。
良い場になっていったらいいな〜と思っております。
『よなだより』は、下米田連絡所はじめ、みのかも市民活動サポートセンター等でもらえます。
下米田連絡所
美濃加茂市下米田町則光182
0574-25-2714
yoneda-ren@city.minokamo.lg.jp

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by takayukin_K | 2016-04-07 11:33 | 小規模多機能自治のまちづくり

小規模多機能自治はまず地域の現状を数字で把握することから。

関市では15の地域中9つの地域で小規模多機能自治「地域委員会」がはじまっています。
関市市民活動センターとしても、この地域委員会こそ関市のまちづくりに大変大変重要な
プレイヤーとなることを認識しており、重点的に取り組みを進めております。

今年2月には、IIHOEの川北秀人さんにお越しいただき、地域の自慢大会&講演会を実施しました。
その中で、特にみなさんが関心をもったのが、自分たちの地域が18歳未満同居世帯率と高齢者率のグラフ。

講演会の時にみせていただいたものは、各自治会ごとのグラフでしたので、
今回、各地域委員会ごとにまとめなおして、改めて作成してみました。
それが下記のグラフです。



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自分たちの地域が、高齢者が多い地域なのか、子どもが多い地域な
のかで、取り組むべき事業が違ってきます。
平成22年国勢調査より関市(18歳未満同居世帯率 27.4%、高齢者率22.6%)を中心に
縦軸、横軸に線をひきま した。
すると
Dゾーン(右下ゾーン)は高齢者が高く、子どもが少ない地域(板取、上之保、洞戸、武儀、富野、旭ヶ 丘、安桜)、
Cゾーン(左下ゾーン)には、高齢者も子ども も少ない地域(倉知、田原)、
Aゾーン(左上ゾーン)は高齢 者が少なく、子どもが多い地域(西部、富岡、桜ヶ丘、下有 知、瀬尻)
Bゾーン(右上ゾーン)が高齢者も子どもも多い地域(武芸川)となりました。
このグラフから分かることは、Aゾーンの地区は子育て支援、青少年育成の
事業が必要 とされている可能性が高いこと、そしてDゾーンは、買い物 支援、
見守りなど高齢者対策の事業が必要とされている可 能性が高いということです。

このグラフで驚きなのが、旧郡部の地域とまちなかと言 われる地域が同じゾーンに
入っていることです。まちなか でも高齢者対策が急務と言えます。

また、同じゾーンにある地区の取り組みが参考になります。
H17関市平均からH22年関市平均の下がり具合と次の 5年も同じ傾向で下がると定義すると、
同じように地区も 下がります。
つまり、例えば武芸川地区の5年後は、現在 の旭ヶ丘地区の状況に近くなることが予想できます。
現在 旭ヶ丘の取り組みを武芸川地区は参考にできるのです。

このようなこと含め、川北さんのお話を要素をまとめて、
今回発行した市民活動センター通信「しっぷす23号」の特集を作りました。
しっぷすは、自治会の回覧板でまわりますのでぜひ読んでください!
関市市民活動センターのHPから全てみていただくことができます。
たぶん明日にはUPできます!

ここでは特集ページのみここで掲載いたします。
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by takayukin_K | 2016-03-17 13:24 | 小規模多機能自治のまちづくり

関市の地域委員会「地域の自慢大会」。第1回として反省もありますが、スタートがきれたことが大きい。

今日は、地域委員会を考える勉強会第5弾「地域の自慢大会」でした。
市内外から約120名の方々が参加していただけました。
まずもって、来場いただけた皆様、発表いただけた皆様、御礼申し上げます。ありがとうございます!
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今回は、第3回に引き続いてIIHOEの川北秀人さんにお越しいただきました。

はじめに、14地域中すでに立ち上がった地域7つからの活動の自慢。
上之保:上之保ふれあいのまちづくり推進委員会

武 儀:特定非営利活動法人日本平成村

田 原:田原みらいづくり協議会

下有知:しもうちふれあいまちづくり協議会

武芸川:武芸川まちづくり委員会

洞 戸:ほらど未来まちづくり委員会

板 取:関市板取ふれあいのまちづくり推進委員会

ポストイットに「質問」と「激励」を書いていただいて、
そこからピックアップしてコーディネーターの川北さんから地域の方々へ質問を投げかけてもらいました。

この時点で残り45分。
その後、川北さんからの講演をいただきました。

川北さんからは、具体的に関市の数字を上げて、
これまでの20年と、これからの20年はまったく違うことをお話しいただきました。
これまでは要介護3以上の割合が少ない60歳から65歳以上がどかんと増えましたが、
今後の20年は、要介護3以上の割合がかなり多くなる85歳以上の数が圧倒的に増えるのです。

特に会場から「おお!なるほど!」と出たのは、具体的な町名を示していただけたところでした。
縦軸に18歳以下同居率、横軸に高齢化率としたときに、現状ここだけど、10年後は○○町と同じ率になる。
まだ比較的子どもが多い上白金は、10年後現在の円保通りと同様の率になることが予測されるということなのです。
では、10年後を見据えた活動を考えるときに、上白金は円保通りの現在の活動、状況が
大いに参考になるとういことです。
ぜひうちの町内の数字をみたいという声を多くいただきましたので、また共有したいと思います。

こういった状況だからこそ、これまでの継続で行事をやるのではなく、
課題解決志向、成果志向の事業にしていきましょう。
というのが川北さんの話の大きな趣旨でした。

関市でちゃんとしっかりと自慢大会をやったのは、今回がはじめて。
いろいろと反省点も見つかりました。

やっぱり圧倒的に時間が足りませんでした。すいません!!
終了後たくさんの人からもっと川北さんの話を聞きたかった!という声をいただきました。
これだけ地域の人からも短かったという声をいただけるのであれば、
時間の長さも考えていきたいと思います。

また、「地域委員会の発表よりも川北さんの話をもっと聞きたかった」というアンケートもあったのですが、
それは、少し違うと思います。
地域の自慢があって、それに対して質疑のやり取りの前提があったことで川北さんの話が意味をなします。
川北さんの話では、「行事から事業へ」ということが大きな趣旨でした。
もちろん、地域の中で「事業」をやっているところもありますが、今回の発表の多くが「行事」。
そのことを地域の人がちゃんと感じとってもらえたかです。
そして、会場の皆さんからの質問は
「金」、「人」、「効果」の3点が主でした。
そういった質問が来ることを意識して今後発表をしてもらえるのか、さらには、事業を組み立ててもらえるのか
が大切ですね。

関の地域の自慢大会ははじまったばかり。
これは毎年やっていきたいと考えています。
ただ、来年度は、団体も増えるので、一度に全部は難しいかもしれません。
今回は、「18歳以下世帯数が多い地域」とか「18歳以下世帯数が少なくて、高齢化率が高い地域」とか
この区分で分けた自慢大会にしてもいいなと考えています。

今回の反省もいかしながら、自慢大会も含めた地域委員会の学び合いの場の
仕組みづくりの戦略を考えていきます。

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by takayukin_K | 2016-01-24 23:48 | 小規模多機能自治のまちづくり

小規模多機能自治は学び合いの場が大切。念願の「地域の自慢大会」ができます。

川北秀人さんにお越しいただいての地域委員会を考える勉強会第5弾「地域の自慢大会」が今週日曜となりました。

これは、地域委員会が関市長の政策として掲げられた5年前から、
関市市民活動センターとしても、広く市民に小規模多機能自治とは何か、
関市でいう地域委員会とは何かを知ってもらうために開催し続けている
企画です。

第1弾は、児玉克哉さん(当時三重大学副学長)をお招きし、地域の自治とは何かという基礎を。
第2弾は、高浜市、名張市の先進地域の地域で活動している方々にお越しいただき、実践者のパネルディスカッションを開催
第3弾は、今回もお越しいただく川北秀人さんに、小規模多機能自治とは何かという総論を。
第4弾は、藻谷浩介さんに来ていただき、関市の地域の皆さんに知っておいてもらいたい「里山資本主義」の考え方を。

そして、今年。
関市内にもすでに「地域委員会」が立ち上がった地域が7つ、8つとなり、
全体の半分を超えました。
それぞれの地域のことを発表し共に学び合いができる場として「地域の自慢大会」を開催することになりました。
これをずっとやりたかったので、とても嬉しいです。
先進地の島根県雲南市に視察に行った時、やはり、この「地域の自慢大会」を通しての
学び合いの場がとても大切であることを知りました。

今回の特徴は、関市の職員の「地域支援職員」が自分たちが担当する地域の自慢をアツーーーーく語ります!
地域のみなさんも、支援職員さんの激励に駆けつけます!
ぜひ、地域委員会の取り組みを、そして、川北さんのお話を聞きにきてください!
申し込みはこちらのサイトから簡単にできます。

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地域委員会について、より市民に理解していただくための勉強会も、今年で5回目となります。

 現在市内7地域で地域委員会が設立され、今後も順次設立が予定されています。

 今回は、地域自主組織の先進地である島根県雲南市の地域自主組織制度を立ち上げた川北秀人さんを講師にお招きし、関市の取り組みへのアドバイスや、全国の事例を交えてご講演いただきます。
〇日時   平成28年1月24日(日) 午前10時から正午まで

〇会場   わかくさ・プラザ 学習情報館 多目的ホー

〇内容   第1部 地域委員会活動の自慢大会

        すでに設立された7つの地域委員会が、多々ある活動の中からとっておきの一つを発表します。

       第2部 川北秀人さん講演会

        『持続可能な地域づくりに向けた小規模多機能自治について』

〇定員   300人(申込み順)  入場無料

〇申込先  関市市民活動センター

        ・電話  0575-24-7772

        ・フアクス  0575-24-7660

        ・E-mail info@seki-siminkatudo.com

        ・こくちーず  http://kokucheese.com/evento/index/362898




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お前は誰だと言われれば。

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by takayukin_K | 2016-01-18 09:59 | 小規模多機能自治のまちづくり

小規模多機能自治推進ネットワークの東海ブロック会議

関市でもはじまっている小規模多機能自治。
関市では地域委員会としておおむね小学校区に一つまちづくり団体をつくり活動をしています。
15地域あり、約6地域で立上げが終わっており、今年度全部で立ち上がる予定だそうです。

この小規模多機能自治の全国ネットワークが2015年2月に結成されました。
現在会員数は190(自治体175、団体9、個人6)で、全国の市区町村数1741の1割を超えています。
事務局を務めていただいている雲南市の地域自主組織は総務大臣表彰をされました。
まさに、小規模多機能自治はまちづくりの全国的潮流となっていると言えます。

10月29日に東海ブロック会議にいってきました。
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この会議に参加してとってもよかったのが、この小規模多機能自治の取り組みを
同じフォーマットに落とし込んでいただけたことです。

特に面白かったのが名前。
全部ちがっています。しかもわずかな違い。
関市:地域委員会
掛川市:地区まちづくり協議会
養老町:地域自治町民会議
大口町:地域自治組織
松坂市:住民協議会
亀山市:地域まちづくり協議会
伊勢市:まちづくり協議会
名張市:地域づくり組織
伊賀市:住民自治協議会

「拠点施設」
○公共施設 直営か指定管理か
○民間施設 

「事務局機能」
○地域 常勤ありか非常勤のみか
○実質行政
○行政
○両方

「財政支援」
○補助金 包括型か一括型か
○交付金 包括型か一括型か
○委託料

「財政支援」
○兼任型
○専任型
○特になし

「導入のきっかけ」
○合併
○市長公約/指示
○総合計画
○市民会議等からの提案
○行革関係
などなど。

その後、それぞれの自治体から、悩みを共有して、雲南市、伊賀市、名張市の方々が中心に
それにお答えする流れでした。
その悩みがみなさん似通っていて、少し先をいっている地域からズバリのアドバイスをもらえました。
僕は特に「研修」の部分が参考になりましたし、
よく言われる「自治会」との違いについての伊賀市さんの「補完性の原則」の整理がとってもわかりやすかったです。
今のニーズにあったとっても素晴らしい会議でした。

小規模多機能自治は、数年前からIIHOEの川北秀人さんが提唱されている言葉。
その取り組み自体は、コミュニティ政策や地域内分権として昔からあり、
イギリスのパリッシュをはじめ近隣政府の海外の取り組みは注目されてきました。
岐阜県でも私が知る限りでもたくさんあります。
岐阜市、美濃加茂市、垂井町ではすでにはじまっていますし、瑞穂市もはじめようとしています。
私は、この小規模多機能自治の取り組みこそ地域づくりの大きな成果をあがる施策となると
信じていますので、岐阜県内でももっともっと連携した共有の場ができてこればいいなと感じています。



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by takayukin_K | 2015-11-04 12:54 | 小規模多機能自治のまちづくり

君も仮面ヨナダーにならないか!

仮面ヨナダーって知っていますか?
いや、知っているわけないですよね。

岐阜県美濃加茂市下米田地区のヒーローです。
せまい!!!
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下米田地区では、ゼロから小規模多機能自治組織「まちづくり協議会」の立ち上げを検討しようと動きはじめました。今年度、ぶうめらんとしてそれをサポートさせていただいています。

今、全国各地で概ね小学校区域で自分たちのまちは自分たちでつくっていこうという小規模多機能自治組織の動きが広まっています。
今回ゼロからはじめられるというこで、まず取り組んだことは、
「地域内の人材発掘からはじめる」ということです。
小規模多機能自治組織各地の課題の多くは、はじめの組織作りを自治会長はじめ地域の主要なメンバーを集めて行われたことで、得てして若者、女性のかかわりが少なくなってしまうことです。そして、これまでも地域のために頑張ってきた方々にさらなる負担がかかってしまうことになります。

そこで今回、組織ありきで立ち上げるのではなく、少人数の有志によって人材発掘のための小さな事業からはじめようということになりました。
そして、そこに関わってくれた方々をしっかりと情報登録して、この地域の人材バンクをつくることです。

それがよなだの味方「仮面ヨナダー」です。

下米田地区のひとは、このまちのことを「よなだ」と呼ぶことからきています。ヒーローが一人いるのではなく、みんなで「仮面ヨナダー」になって下米田のまちを良くしようという登録制度をつくってもらいました。8月号の広報みのかもと一緒に地域内だけに配布していただいています。
そして、今、立ち上げメンバーの方々は、この登録されたヨナダーたちの特技を活かして「よなだを楽しむ会」を企画してくれています。
また、仮面ヨナダーたちの活動報告、紹介の場、そして、下米田の魅力を発信する場として地域情報誌の発行を企画してくれています。

昨日は、下米田で企画会議でした。地元ならではの情報、思い出話がでてきて、よーく笑った会議になりました。今後が楽しみです。
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今年度の前半は人材発掘パート、そして、中盤から後半にかけて地域の主要なメンバーにも集まってもらい、地域の将来を話し合う組織作りをしていく予定です。

先に、若者、子ども、女性がかかわりやすい事業からはじめて、人材発掘をして、そして地域の課題解決につなげていければと思っております。

よなだみなさん、ぜひ!仮面ヨナダーになってください!



by takayukin_K | 2015-08-05 19:33 | 小規模多機能自治のまちづくり

関市にこそ里山資本主義

12/6に日本総合研究所の藻谷浩介さんをお招きし、関市で講演会を開催しました。
藻谷さんは、『里山資本主義』が2014年新書大賞に選ばれるなどベストセラーになっています。

以前から、この「里山資本主義」の考え方こそ、関市が目指すべき姿だと思っており、念願叶いました。
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「里山資本主義」とは、身じかに眠る資源を活かして、お金もなるべく地域で回して地域を豊かにしようとするもの。資本主義の経済システムにお金に依存しないサブシステムを再構築していこうという考え方です。資源とは、田舎に眠る金銭換算すると無価値のもの(耕作放棄地、立木、半端モノ農産品、退職者、野獣など)。それを資本として活かすと水/食料/燃料+αを自給+物々交換できるというものです。それが工夫次第で外からお金を稼げ、その地域を地域内で循環することができます。

今回「地域委員会を考える市民勉強会」の第4弾として、開催しました。
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地域委員会とは?
 地域委員会は、それぞれの地域の特性をいかして住民主体の地域づくりを行う組織です。地域の課題は地域で検討・解決し、将来にわたって持続可能にしていくため、住民の力を最大限に発揮するための組織で、おおむね小学校区を単位にしてさまざまな団体や事業者が参加します。地域委員会の活動に対しては、市から活動のための交付金や職員を派遣するなど支援します。
(関市HPより)
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なぜ、藻谷さんの講演会を「地域委員会を考える勉強会」で開催したかというと、この里山資本主義の話をぜひ地域委員会特に旧郡部の方々に聞いてもらいたかったからです。
藻谷さんの話では一貫して、都会ではなく地域にこそ可能性があると話されます。
普段普通にやっていること、農業や山の恵みをいただくこと、そしておすそ分けのし合い。
みなさんの普段が最先端になりつつあることを自覚して、自信をつけてもらえたらと感じております。

講演会は、大雪の中、250人もの方にお越しいただけました。
司会席からみていて、会場の皆さんがすごく惹きつけられていたことがよくわかりました。
今後、多くの地域委員会で地域振興計画を作ることになります。地域の将来を考えるときにぜひこの考えを念頭に置いてもらえるよう、地道に広げていきたいと思います。



by takayukin_K | 2014-12-12 17:54 | 小規模多機能自治のまちづくり

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