『ヨレヨレ』のことを描いた『へろへろ』がおもしろい

4月は3冊の本を読みました。
最近本が全然読めていません。
時間をとってなんとか読みたいな〜と思っています。
読んだのは3冊でしたが、どれもいい本ばかり。

特に今回よかったのが
へろへろ
先日京都にいった時に話題の雑誌「ヨレヨレ」ゲットしました。
福岡市にある「宅老所よりあい」のドタバタ劇をかいた雑誌で、
キャッチコピーが「ぼける前に読んでおきたい「宅老所よりあい」のおもろ雑誌」(笑)。
突き抜けてます。
谷川俊太郎がっつり関わってて読み物としてもおもしろい。
しかも、奇をてらっているわけではなく、ちゃんと「よりあい」の想いが伝わって来るのです。
この雑誌はすごい!

そのヨレヨレを作った人が書いた本が「へろへろ」なのです。
最初、「ヨレヨレ」はよりあいの内部の人が作っている会報誌なのかな〜と思っていたのですが、
全く違いました。
れっきとしたプロの編集者がつくっています。
しかも、会報誌ではなく、ちゃんと売るために作っている。
作者の鹿子さんは、よりあいの世話人で、じっくりと関わってきた信頼関係の
中でつくられていました。
その経緯がじっくりと面白く描かれています。


2016年4月の読書メーター
読んだ本の数:3冊
読んだページ数:779ページ
ナイス数:2ナイス

へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々へろへろ 雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々
読了日:4月19日 著者:鹿子裕文
きみの鳥はうたえる (河出文庫)きみの鳥はうたえる (河出文庫)
読了日:4月14日 著者:佐藤泰志
山に生きる人びと (河出文庫)山に生きる人びと (河出文庫)
読了日:4月12日 著者:宮本常一

読書メーター

by takayukin_K | 2016-05-11 08:37 | 本によるまちづくり

岐阜県関市でまちづくりの代表を16年し、市議会議員となりました。関市のまちづくりを政治活動、NPO活動、地域活動のさまざまな視点からお届けします。


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