日本刀ハサミがすごい!真面目な遊び心で世にない商品を!

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今日の日経MJにも掲載されていたニッケン刃物さんの「日本刀はさみ」。

この価格帯のはさみでは大ヒットとなっている。
平成28年1月に 2016の観光庁長官賞も獲得。
この日本刀はさみの開発者ニッケン刃物熊田さんに話を伺った。

「まさかこんなに売れるとは思わなかった」。熊田さんは笑う。日本刀はさみは20155月の発売開始からすでにシリーズ21,000本を突破。この価格帯のはさみでの異例のヒットとなっている。ヒットの要因はまさに「本気の遊び心」だろう。刃は日本刀のような反りで、刃文まで描かれている。持ち手は日本刀の柄(つか)のようだ。「刃文は通常バージョンでは『関の孫六』で有名な三本杉をいれて、信長バージョンでは、実際に信長が使っていた『のたれ刀』の刃文を再現しています」。確かに刃文が違う!細かい!信長バージョンには、柄には漆が使われ、下緒は、実際に刀の結び方を、一本一本手で結んでいるそうだ。



 日本刀はさみは、20147月ニッケン刃物の若手3人が、若手で新商品を考えようとコメダに集まったことからはじまる。「刃文が入っていたらおもしろいね」から、日本刀はさみのアイディアが広がっていった。その場で熊田さんがスケッチを描き、次の日会社で話をすると「これはおもしろい」とすぐにGOサインが出たそうだ。20152月に東京のギフトショーへサンプルを出店。多くのバイヤーの目に止まり、発売に弾みがついたのだ。今の売り先の8割はギフトショーの時のもの。今は浅草や清水寺など外国人がたくさん訪れる場所で販売されている。「若手で考えた第1弾の企画がヒットしたので喜びはひとしおです」と話す。

 熊田さんは旭中、関高校卒の31歳。2年前の6月に関に戻ってきた。前職はシャープで炊飯器の企画をしていたそうだ。「その時の商品企画やPRのノウハウがすごく活かされています」という。

 ニッケン刃物は今年創業70周年。実は、自社ブランドに本格的に取り組み始めたのは3年前で、それまでは依頼があって製造するOEMが主だった。OEMから自社ブランド化へ。中小企業の大きな転換を日本刀はさみで成功させつつあるのだ。日本刀はさみは、この勢いにのって1月に真田幸村モデル、忍者刀モデルを発売した。「今後も真面目な遊び心で世に出ていない商品を作っていきたい」熊田さんはそう話す。


真田幸村モデルが新発売されました!


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by takayukin_K | 2016-04-06 15:04 | ディープな関の情報

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