12月に読んだ本

先月から本格的に読書メーターをはじめてみた。
自分が一体どんな本を、何冊読んでいるのか記録するためにはじめたが、レビューを書くことがまた面白い。
12月は16冊。2日に一冊のペース。結構読んでる。。。

2013年12月の読書メーター
読んだ本の数:16冊
読んだページ数:4358ページ
ナイス数:44ナイス
http://book.akahoshitakuya.com/u/413383/matome?invite_id=413383

■本日は、お日柄もよく (徳間文庫)
2013年最後の読書。お仕事小説が好きなのでとても面白かった。出てくるスピーチにどれも感動してグッときた。普通にスピーチの参考になる。ちゃんと取材して書いてくれていることが伝わってくる内容でした。まあ、変なラブコメは必要なんだろうかとも思ったけど、それがあるから、主人公の真っ直ぐな性格が分かって感情移入出来たんでしょうね〜。
読了日:12月31日 著者:原田マハ
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34471624

■民俗学の旅 (講談社学術文庫)
読了日:12月25日 著者:宮本常一
http://book.akahoshitakuya.com/b/4061591045

■本の逆襲 (ideaink 〈アイデアインク〉)
本の可能性が広がる本でした。基本は、本の解釈を広げて、デジタルといかにつなげるのかという視点が多かったようです。自分の興味分野であった「本を介したアナログのコミュニケーションの場」という視点については経営されている本屋「B&B」の事例に詳しく、「これからの本屋は掛け算型」という点に共感。「本と人と地域をつなぐまちづくり」という自分の想いを具体的な掛け算にしてて考えてみたいと思いました。
読了日:12月25日 著者:内沼晋太郎
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34317053

■ミヒャエル・エンデが教えてくれたこと: 時間・お金・ファンタジー (とんぼの本)
読了日:12月23日 著者:池内紀,子安美知子,小林エリカ
http://book.akahoshitakuya.com/b/4106022508

■月3万円ビジネス
「地域でいいことをして楽しく稼ぐ」。大変共感できる本だった。田舎で働き場が少なく、若者が帰って来れない現状に大きな可能性を感じる考え方。ロハス的な事例がほとんどなため実際にやるにはハードルは高い。しかしこれをヒントに、自分が何が出来るか、このまちではどんなことが可能か、考えを巡らせることができた。
読了日:12月19日 著者:藤村靖之
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34184019

■プラチナデータ (幻冬舎文庫)
ミーハーと思いつつも東野圭吾の本はなんだかんだ面白い。しかし、この本は映画化されたにも関わらず、これまでのものよりストーリーの作り込みが甘いような気がする。一方的に施政者は悪とする部分や、ドブ板vs最新テクノロジーには軽さを感じる。と言いながら、最後まで一気に読んでしまうほど、楽しませてもらったんですがね。
読了日:12月17日 著者:東野圭吾
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34149089

■まずいスープ (新潮文庫)
読了日:12月17日 著者:戌井昭人
http://book.akahoshitakuya.com/b/4101384819

■池上彰の講義の時間 高校生からわかる「資本論」
ありがとう、池上さん。資本論を読んでもチンプンカンプンで自分は読解力が足りないと嘆いていたところ、「分かりにくく描いてあるから当たり前」と言ってくれて。資本論の考え方を吸収したかった自分としては、十分な内容でした。
読了日:12月14日 著者:池上彰
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34066935

■大聖堂 (村上春樹翻訳ライブラリー)
村上春樹が訳したレイモンドカーヴァーの短編。ほんと細かいところまで作り込まれた美しい物語。特に羽根と大聖堂が良かった。羽根の「私の中をあなたの種でいっぱいにして」という表現がとってもいい。言われてみたいものです。。。
読了日:12月13日 著者:レイモンドカーヴァー
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34057436

■タウンマネージャー: 「まちの経営」を支える人と仕事
何人か知り合いも書いていて、彼らがどういう経緯で今の職につき、どんな事に苦労して仕事に取組んでいるのか興味深く読ませてもらった。現場の状況がみれることが面白い。ただ「『補助金とボランティア頼み』から『自立する』まちづくりへの転換」と紹介や帯に書いてあるからには、もっとそこを全体的な総括で補ってもらわないと消化不良だった。
読了日:12月12日 著者:石原武政,石上僚,尾崎弘和,中脇健児,原田弘子,佐野荘一,小口英二,三石秀樹,湯浅篤,牧昭市
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34017022

■若者よ、マルクスを読もう (20歳代の模索と情熱)
往復書簡で二人がマルクスの著書について語り合う本。資本論を知りたくて読み進めたが、途中で入っていないことに気がついた。。。次の巻に期待したい。この本は、マルクスの若い頃の著作の解説で、マルクスがいかにして思想の成長があり、資本論へ結実するのかわかる。ただ、学生にもわかりやすくがコンセプトだが、結構難解。。むしろ内田樹さんの視点とそこから広がる世界を楽しむ読み物だった。
読了日:12月11日 著者:内田樹,石川康宏
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/34014713

■デッドエンドの思い出 (文春文庫)
ブクブク交換でもらった本。5作の短編のなかでも特に「あったかくなんかない」がすごく良くて、3回読み直しました。「長く続くということは、頼もしいだけじゃなく、たくましいだけじゃなく、今すぐそこの川のようにすべてを飲み込んで流れ続けること」。だから、人と温かく過ごすふとした幸せのあかりが永遠に感じるのだと。今、この時にこの本に出会えた事がうれしいです。
読了日:12月8日 著者:よしもとばなな
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33927725

■小商いのすすめ 「経済成長」から「縮小均衡」の時代へ
読了日:12月7日 著者:平川克美
http://book.akahoshitakuya.com/b/4903908321

■一回こっくり
先日のまちなか寄席で聴いた立川談四楼さんの人情噺に衝撃を受けて、本も読みました。自伝的小説で、じんわり温かくなる人情噺。最後の章が、その前までの章を受けた新作落語で、思わずぐっとくる内容でした。
読了日:12月5日 著者:立川談四楼
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33864331

■世界屠畜紀行
内澤さんが、世界の屠畜をルポとスケッチで紹介してくれてます。特に屠畜ついては、日本のことすら知らなかったので、日本の牛の章を読んで、牛肉と牛が繋がり、とても身近に感じました。屠畜場の手洗い用の石鹸は牛乳石鹸だったという行った人でしか分からないエピソードに笑いました(笑)
読了日:12月5日 著者:内澤旬子
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33859904

■田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」
「地域通貨のようなパンをつくりたい」という発想がすごく良かった。「地域の富を地域に貯め、地域の豊かさを生み出す資源である人間の技能や自然に経済活動からうまれる豊かさを還元する」小商いの実践として、とても共感できる本でした。ただ、自分はビジネス書として手に取ったので、パンへのこだわりの部分にあそこまでページを割かなくても・・・と思ってしまいました。
読了日:12月5日 著者:渡邉格
http://book.akahoshitakuya.com/cmt/33859876


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by takayukin_k | 2014-01-03 00:04 | 読んだ本

岐阜県関市でまちづくりの代表を16年し、市議会議員となりました。関市のまちづくりを政治活動、NPO活動、地域活動のさまざまな視点からお届けします。


by takayukin_K